内縁の女性が産んだ新生児をソウルの教会に捨てて逃げたとして児童福祉法違反(児童遺棄・放任)の罪に問われた韓国の公務員(56)に、韓国・光州地裁はこのほど、懲役6カ月、執行猶予2年を言い渡した。
A氏は2016年8月ごろ、ソウルのある教会前のベビーボックスに、生後1カ月未満の娘を入れ、逃げたとして起訴された。娘の母親は公務員と内縁関係にあった女性。二人は「自分たちでは養育できない」と考えたという。
地裁は「被告の犯行経緯と内容に照らし、罪状は良くないと判断した」とする一方、被告が反省していること、前歴がないことを考慮して猶予判決を出した。
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