BTSの軍入隊問題をめぐり、韓国兵務庁のイ・ギシク(李基植)庁長は24日、記者団に対し、「『公正』は、兵役義務において不変の話題であるべきだ」と述べ、兵役義務においてBTSも例外ではないとの見方を示した。
イ庁長は「青年たちの最も大きな話題は公正だ」との見解を明らかにしたうえ「兵役を免れる人々を最大限なくすことで『ああ、誰もが公正に軍隊に行くんだ』と感じなければならない」と求めた。同時に兵務行政の最大の課題を「兵役資源がますます減ること」と強調した。
記者団から「BTSメンバーの中に入営申請者がいるのか」と問われ、イ庁長は「よくわからない」としながらも「(メンバーの中で軍隊に)『行かない』と言った人はいなかったのではないか」と指摘した。
BTSの軍入隊問題に関連して、ユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領も「まず国民世論を聞く」との立場を明らかにしている。
ユン大統領は23日、記者団から文化芸術家に対する兵役特例の論議について問われ、「国民の世論がそうであるならば関連規定を国会で見直すこともできる」との見解を示しながらも「私が今、先に言及する状況ではないと考える」と述べるにとどめた。
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