2024 年 11月 27日 (水)
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共生・同伴・成長…ESG経営の韓国家電に注がれる視線 (上)

サムスン電子がグローバルエコアウトドアブランド「パタゴニア(Patagonia)」、海洋保護非営利研究機関「オーシャンワイズ(OceanWise)」と協力して開発したマイクロプラスチック低減洗濯機(写真=サムスン電子)(c)NEWSIS

韓国で、持続可能な未来に向けたESG(環境・社会・支配構造)経営を実践する企業が注目されている。特に家電業界は、製品の生産過程から全般的な企業運営、組織文化に関して、ESGを重要な価値と位置づけ、多様な活動を展開。多くの企業が気候変動の深刻さを受け止め、環境保護を率先して進めている。

サムスン電子は、服を洗濯する際に発生する微細繊維プラスチックを減らすため、グローバルエコアウトドアブランド「パタゴニア」と協業し、微細プラスチック低減洗濯機を共同開発した。

これは「エコバブル技術」と呼ばれる技術によるものだ。洗剤を溶かして作った豊富な泡が洗濯物に素早く染み込み、汚れをきれいに除去してくれる。また、微細プラスチック発生の主要原因となる生地の摩擦を大幅に減らし、冷水でも早くてきれいな洗濯が可能になる。エネルギー使用量も最大70%節約することができる。

サムスン電子は1月初旬、米国で開かれた世界最大のIT展示会「CES2023」で、マイクロプラスチック低減洗濯機を公開した。既に、微細繊維プラスチックの発生量を最大54%減らすことができる洗濯コースを欧州地域の製品に導入しており、年内には米国と韓国の市場にも拡大する計画だ。

(c)NEWSIS

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