
韓国で全国を転々としながら空き巣を繰り返した男が、警察の5カ月にわたる執念の追跡の末に逮捕された。
現地警察によると、逮捕された男は仁川、江陵、東海、三陟、蔚珍など各地で留守宅を狙い、窃盗した疑いが持たれている。
男は人通りの少ない時間帯を選んで犯行に及び、監視カメラ映像には住宅街の共用階段で周囲を警戒した後、手すりを踏んで家の中をのぞき込む姿が映っていた。その後、人がいないことを確認すると開いた窓から侵入した。

こうした手口で5カ月間にわたり全国各地で窃盗を繰り返し、被害総額は現金830万ウォン、米ドル1100ドル、金製品約900万ウォン分、商品券5枚など計1930万ウォンに達した。
警察は住居を持たず移動を続ける男の行方を追跡。5カ月の調査の末、全羅南道のモーテル付近で手がかりを得て急襲し、暗い部屋で就寝中の男を逮捕した。その際、捜査員は長い追跡に終止符を打った安堵から「いやあ、久しぶりだな」と声をかけた。
ネット上では「苦労して捕まえたのだからしっかり罪を償わせてほしい」「窓の施錠を徹底しないと」「警察官の執念に感謝する」などの反応が寄せられた。
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