経済的に行き詰まり個人再生の手続きをしたソウルの20代申請者の平均債務額が計7159万ウォン(1ウォン=約0.115円)に達したことがわかった。借金を返すために再び借金をし、雪だるま式に債務が増えた結果とみられる。
ソウル金融福祉相談センターを運営しているソウル市福祉財団が昨年、個人再生を申請した満29歳以下1499人を対象に調査を実施し、結果を17日に発表した。
それによると、債務総額は3000万~6000万ウォン未満が39%で最も多く、6000万~1億ウォン未満(35%)、1億~1億5000万ウォン未満(11%)などが続いた。年齢が高いほど債務が多い傾向にあった。
債務が発生した最初の理由としては「生活費の用意」が59%で最多。前年(42%)より17ポイント急増した。続いて「住居費」(18%)、「詐欺被害」(12%)、「学資金」(10%)などの順だった。「投資失敗」という回答も8%あった。
償還不能状態で債務が増加した理由については「他の負債返済(43%)」と「高い利子による債務増加(32%)」が大部分を占めた。
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