
多額の学資ローンを抱える韓国の学生が大学卒業を控え、オンラインコミュニティで借金してヨーロッパ旅行を計画していると明かし、ネットユーザーから厳しい意見を浴びている。
学生は最近「借金してでも旅行に行くべきか?」というタイトルで投稿した。学費は学資ローンで賄ったので、既に数千万ウォン(数百万円)の負債があるという。
それでも「若いうちにやりたいことをやらねば」との思いから「多少借金が増えても」と考えている。旅行後に就職して返済していくつもりだ。
だが、親は強く反対。「金もないのに何が旅行だ?借金の上塗りか」と諭されたという。
学生は「今行かなければ、いつ行ける?年をとってからでは体力的にも気力的にもきつい。お金は後からでもためられるが、若さは取り戻せない」とつづり、諦めるべきか悩んでいる。
ネット上の反応は厳しい。「就職すら決まっていないのに借金してまで旅行とは愚かすぎる」「旅行に行ったところで遊んで帰ってくるだけ」「まずは就職して借金を返済しろ。旅行はそれから」といったコメントが並んだ。
若いうちに経験することを重視する意見もあるが、多くのユーザーは「身の丈に合わない借金旅行は無責任だ」と指摘している。
(c)news1