2024 年 12月 27日 (金)
ホーム社会借金して女性BJ応援した韓国会社員が死亡…BJ「支援?強要していない」に遺族が怒りの告訴

借金して女性BJ応援した韓国会社員が死亡…BJ「支援?強要していない」に遺族が怒りの告訴

BJたちのエクセル放送シーン=JTBCキャプチャー(c)news1

韓国でインターネット放送の女性BJ(司会者)を応援するため1日5000万ウォン(約550万円、1ウォン=約0.11円)も使っていた30代の会社員が昨年5月、自分の車の中で亡くなっているのが見つかった。遺族は、BJが視聴者をだまして利益を得たとしてBJと放送関係者を詐欺容疑で告訴した。

JTBCの報道によると、会社員はBJたちの間で多額の支援金を出す「大物」として知られていた。しかし、実際は平凡な会社員だった。

会社員が参加していた「エクセル放送」は支援金額によりBJのランクや放送進行の可否が決まる仕組み。会社員は応援しているBJが放送から除外されるのを防ごうと多額の資金を投入していた。

1日の限度額は3300万ウォンに制限されているが、会社員は他人の名義を使うなどして約4000万ウォンを支出したこともあった。亡くなった時、借金は1億5000万ウォンに膨らんでいた。

会社員は最後にBJらに連絡し、彼らの態度に文句を言ったり、自分の電話番号を他人に漏らしたと怒ったりし「もう疲れた」とこぼしたという。

会社員の応援を受けていたBJは「支援するかどうかは本人の自由。誰も強要しなかった」と述べた。

(c)news1

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