映画俳優イ・ビョンホンが100%持分を保有する不動産賃貸・諮問会社「プロジェクト・ビー」が昨年7月、ソウル市永登浦区(ヨンドゥンポグ)楊平洞(ヤンピョンドン)4街にあるビルを368億ウォンで売却した。同社はこの物件を260億ウォンで購入していたことから、売却により108億ウォンの差益を得たことになる。
業界関係者によると、ビルは1470.79平方メートルの敷地に地上10階・地下2階で建てられ、延べ面積7931.75平方メートル。ソウル地下鉄9号線の仙遊島(ソニュド)駅から徒歩2分にある。同社は2018年3月に購入した。
プロジェクト・ビーはこの時、約170億ウォンを借り入れ、イ・ビョンホン本人が同社に貸し付けた70億ウォンの一部も使用したとされる。当時の賃貸保証金は44億6000万ウォン。
その後、同社は2019年に17億6800万ウォン、2020年に16億6400万ウォンの賃貸収益を上げた。利息は2019年に5億4700万ウォン、2020年に3億7700万ウォンで、これらを除いても年間12億ウォンほどの収益を得たことになる。さらに2021年7月の売却によって約3年4カ月で108億ウォンの差益を上げたことになる。
プロジェクト・ビーは資本金9億9900万ウォンで、2017年9月に設立。
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