低所得者層向けに建てられた韓国土地住宅公社の賃貸マンションの駐車場に1億ウォン(約1100万円)を超える高級外車が複数停められている写真がオンラインコミュニティ「ボベドリーム」に投稿され、話題になっている。
投稿者は「賃貸マンションの駐車場に高級車が駐車されている。入居者は駐車スペースが足りず困っているのが現実だ」と言及。写真にはBMW7シリーズやポルシェなど高額車が写っている。
ネットユーザーからは「高級車を所有しながら安い賃貸住宅に住むのは不公平だ」「制度の抜け穴を利用した行為だ」と非難の声が上がる一方、「車両の評価額を基準にすべきだ」「年式や状態を考慮せずに批判するのは問題がある」といった反論も出ている。
公社では車両価格が一定金額以下であることなどが入居条件とされる。ただ、例外的に資産基準が適用されない入居者や、古い車両で減価償却された車は規定外となる。
公社の資料によると、入居資格を外れる車を所有していた住民は311人おり、43.4%がBMW、ベンツ、テスラ、ポルシェなどの高級車を保有していた。
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