
位置追跡アプリで夫の不倫を知った妻が、不倫相手を訴えた結果、逆に脅迫罪で告訴される事態となった。韓国JTBCの番組「事件班長」(11日放送)が、40代女性のケースを紹介した。
結婚10年目の女性は、交際当初から「子どもは持たない」と夫婦で決めていたという。夫は愛情表現が多く優しい性格で、子どもがいなくても幸せな結婚生活だったと振り返る。
夫はインフルエンサーやユーチューバーを企画・管理する会社に勤務しており、共働きの2人は互いに飲み会も多かった。そのため位置情報を共有できるアプリを入れていたが、次第に存在を忘れていたという。
その後、夫は職場の女性インフルエンサーの話を頻繁にするようになり、「仕事ができる努力家だ」と称賛。会議を理由に帰宅が遅くなることも増えた。女性はSNSで夫と2人で会議や食事をする様子を投稿し、夫をタグ付けすることもあった。
ある日、夫は花束とプレゼントを持ち帰り、「その女性が渡してほしいと言っていた」と説明した。不審に思った女性が位置追跡アプリを確認すると、夫が「会社にいる」と話していた時間にモーテル街に滞在していたことが判明した。
問いただすと夫は当初否定したものの、最終的に「そのインフルエンサーと親しくなり、2回モーテルに行った」と認めたという。
女性は「背後から刺されたような恐怖と、家族を失ったような喪失感を覚えた」と語る。女性は不倫相手に連絡し「黙っていない」と警告。当初、相手の女性は謝罪したが、後に「誤解を解くために謝っただけで不倫ではない」と主張した。
女性は不倫相手を相手取り訴訟を起こしたが、相手の女性はこの女性を脅迫罪で、さらに女性の夫を強制わいせつで告訴した。夫も相手の女性を名誉毀損で訴え、法廷闘争が続いている。
特に妻に対する脅迫罪については当初「送致なし」とされたものの、検察が略式起訴しており、罰金刑が確定すれば前科が残る可能性があるという。
女性は現在、うつ病やパニック障害の薬を服用しており、「不倫相手との問題が終われば、今度は夫との関係をどうするか考えなければならない」と苦しい胸中を明かした。
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