会食後にタクシーが捕まらず、泥酔状態で車を運転して交通事故を起こした韓国の男性公務員に罰金刑が言い渡された。
韓国の裁判所によると、ソウル西部地裁は道路交通法違反の罪に問われた31歳の被告に罰金1000万ウォン(約110万円)を宣告した。
被告は今年2月15日午前2時4ごろ、ソウル市永登浦区(ヨンドゥンポク)で会食後、酒酔い運転して清掃車のコンテナに衝突。けが人の救護をせず、車を放置して近くのコンビニエンスストアに逃げ込んだ。
事故当時の血中アルコール濃度は0.096%で、免許取消基準の0.08%を超えていた。事故後に勤務先でも懲戒処分を受けた
地裁は「被害者の救護を怠ったことから罪質は重い」としつつも「タクシーが捕まらなかったため誤った判断をして自ら運転した点を考慮した」と述べた。
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