
韓国のオンラインコミュニティ「ボベドリーム」に6日、「自慢するほどのことではないですが……」というタイトルの投稿があった。その中身を見てみると……。
投稿したのは、あるマンションの住民だ。
その住民はある日、マンション駐車場にとめてあった自分の車から、1枚のメモを見つけた。
「子どもが車のドアを強く開け、傷をつけてしまった。申し訳ないので連絡をください。損害の状況を確認のうえ、連絡をいただければ、できる限りの対応をさせていただきます。ご迷惑をおかけし、心からおわび申し上げます」
メモの主は、隣の駐車スペースの利用者だった。障害のある子どもが、誤って車に傷を付けてしまったという。
住民が車を確認したところ、へこみはごく軽微だった。
住民はそのまま車を修理に回した。費用は27万ウォン(約3万円)。思ったより安く、仕上がりも完璧なことに満足した。
そして、メモの主に連絡を取り、次のように伝えた。
「私にも子どもがおり、子どもの過失については理解しています。メモまで残してくださったことに感謝します。修理費は大した額ではなかったので自分で処理しました。気になさらず、良い一日をお過ごしください」
すると、メモの主は「本当に申し訳ありません。温かいお言葉で寛大に許してくださり、本当に感謝しております。どうか健康で、すてきな一年をお過ごしください」との返信があった。
ネット上では「27万ウォンって決して安くないのに、すごい」「こんな素敵な人がいるなんて感動した」「相手もきちんと謝罪していて、どちらも素晴らしい」「世の中まだまだ捨てたもんじゃない」など称賛のコメントが相次いだ。
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