2022年が終わりも差し掛かるなか、韓国のサムスン電子とSK、現代(ヒョンデ)自動車、LGなど国内主要グループは、今年も特に仕事納め式を開かずに年越しを迎える。
韓国では数年前から、大規模な仕事納め式を開いていた文化がなくなり始め、最近は主要グループの社員の大半が年末の長期休暇で1年を終えるとみられる。
新年の仕事始め式も新型コロナウイルス感染などを考慮し、小規模あるいはオンラインに代替される。
サムスン電子では年末に休暇を取る社員が多く、昨年に続き、今年も仕事納め式を開かない。代わりに来年1月2日、京畿道(キョンギド)水原市(スウォンシ)のサムスンデジタルシティで仕事始め式を開く。
SKグループはグループレベルの仕事納め式はせず、各系列会社、組織別に自主的に開催する。例年はチェ・テウォン会長と社長らが社屋を回りながら役員や社員らと挨拶を交わしていたが、新型コロナ拡大によってなくなった。年末年始の休暇を取る社員らが多い点も考慮した。
現代自動車グループも今年の仕事納め式を開かない。29日の創立記念日の休業を1日先送りして、今年最後の業務日である30日に全員休む計画だ。新年会は来年1月3日だ。今年の新年会で話題になった現代自動車グループのメタバースプラットフォーム「現代自動車グループパーク(HMG Park)」で新年会を開催するかはまだ決まっていない。
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