2025 年 4月 20日 (日)
ホーム国際今度は中国ティックトッカーが韓国クーデター首謀者のコスプレ……場所も「民主化運動の聖地」という不見識

今度は中国ティックトッカーが韓国クーデター首謀者のコスプレ……場所も「民主化運動の聖地」という不見識

チョン・ドゥファン元大統領になりすまして光州市民を嘲弄する中国人男性=オンラインコミュニティ(c)MONEYTODAY

韓国で1980年、民主化を求める学生らを弾圧し、多数の死傷者を出した「光州事件」。その「民主化運動の聖地」とされる光州で、ある中国人が、その弾圧を主導したチョン・ドゥファン(全斗煥)元大統領の真似をして動画を撮影し、物議を醸している。

オンラインコミュニティに最近、「光州でチョン・ドゥファンのコスプレをしてTikTokを撮る中国人」というタイトルの投稿が拡散された。

そこには、光州松汀駅など光州市内各地でジャンパー姿に軍用ブーツを履き、額を露わにした男性の姿が映っていた。この男性は光州松汀駅の前でチョン・ドゥファン元大統領の真似をし、光州市民を嘲弄したと伝えられている。

また、国立光州博物館の前では赤い棒を振り回し、「大雪とともに光州にチョン・ドゥファンが戻ってきた」というタイトルの動画も投稿した。

この男性は今月13~16日、迷惑行為に及んだとされる。

この動画を見たネットユーザーたちは、「恥ずかしい行為だ」「韓国をあざけり、侮辱する行為に腹が立つ」「(ノーベル賞作家の)ハン・ガンの『少年が来る』を読めば、5・18を冗談にできない」といった反応を見せた。

光州をめぐっては、中国山東省で11日開催された中国「山東泰山」と韓国「光州FC」のプロサッカーチームの試合中、中国側のファンがチョン・ドゥファン元大統領の写真を掲げ、韓国側を挑発したことで、中国側が謝罪に追い込まれた経緯がある。

(c)MONEYTODAY

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