韓国で、今年の正規職勤労者が1年前より大きく増加する一方、全体の増加分の77%がソウル・京畿に集中していることがわかった。一方、地方の正規職増加は微々たる水準で、むしろ減った地域もあり、両極化が深刻化している。
統計庁の「2022年8月経済活動人口調査勤労形態別付加調査」結果によれば、8月の正規職勤労者は1356万8000人で前年同月比64万1000人増加した。地域別正規職増加人員を調べれば、京畿道が40万2000人、ソウルが9万3000人で、合わせると全体増加分の77.2%に達する。
だが、地方の状況は劣悪だ。正規職労働者数が2万人以上増加した地域は、慶尚南道(キョンサンナムド、2万8000人)と大邱(テグ、2万5000人)だけ。光州(クァンジュ、1万9000人)、蔚山(ウルサン、1万9000人)、大田(テジョン、1万7000人)、釜山(プサン、1万4000人)、慶尚北道(キョンサンブクド、1万2000人)、江原道(カンウォンド、1万人)は1万人台にとどまった。
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