韓国・仁川（インチョン）国際空港公社は、20日の同空港の旅客が暫定数で10万1404人を突破した、と明らかにした。仁川空港の1日の旅客が10万人を超えるのは2年9カ月ぶり。当初の予測より40日余り早まった。
仁川空港の1日の旅客は2020年2月18日以後、10万人以下に落ち込んでいた。今年6月30日に5万人を突破、4カ月半でその倍の10万人まで増加した。日本や台湾などの主要アジアの国・地域で、新型コロナウイルス感染に伴う入国規制が緩和されたことが要因になっているとみられる。
一部には、中国の厳格なコロナ対策により、仁川空港の需要回復が遅れるという懸念があった。だが、航空会社がこれまで中国路線に投入していた航空機機材を、旅行需要が急速に回復している日本や東南アジアなどに投入した結果、回復時期が早められたようだ。
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