「赤ちゃんザメ」などで知られる韓国のコンテンツ製作ユニコーン企業「ザ・ピンクフォン・カンパニー(The Pinkfong Company)」が昨年、米国だけで前年に比べ6倍以上急増した248億ウォン以上の売り上げを上げ、海外進出に成功した。
金融監督院によると、同社は昨年、連結決算での売り上げが831億5800万ウォンを記録し、前年の671億6800万ウォンに比べて23.8%成長した。この期間の営業利益は155億7100万ウォンで、前年の214億200万ウォンより27.2%減ったが、当期純利益は225億5600万ウォンで、前年の198億4100万ウォンの純損失から黒字転換した。
特に、米国法人など海外での売り上げが大幅に増えた。
昨年の海外売り上げは前年比40.7%増の594億3400万ウォンで、全体の売り上げの71.5%を占めた。
米国法人「Pinkfong USA」は昨年の売り上げが248億8592万ウォンを記録し、前年の40億8056万ウォンの501%伸びた。これはザ・ピンクフォン・カンパニーの連結売り上げ高の29.9%に当たる額で、米国市場で成功を収めたと評価された。
このほか、中国で補助教材などの販売事業を運営する中国法人も売り上げ22億4200万ウォンで前年の1億8100万ウォンより1133%も増加した。
ザ・ピンクフォン・カンパニーは、アニメーションを英語、中国語、スペイン語など外国語で同時に制作し、グローバルプラットフォームを活用するなど、積極的に海外市場に進出した。
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