SDGs~韓国の取り組み
韓国京畿道(キョンギド)広域環境管理事業所は10日、ドローンや煙突自動測定機器(TMS.Tele-Monitering System)などを活用した「大気汚染物質排出行為即時対応チーム」を年中運営すると明らかにした。
今回の対応チームの運営は、人が近寄りにくい取り締まりの死角地帯と休日深夜時間などに対する監視体制の強化を目的としている。
まず、ドローン航空撮影を通じて、▽粒子状物質が発生した大型事業所内の無許可汚染物質排出施設の運営や排出許容基準の順守▽事業所上部の汚染物質排出防止施設の損傷――などを確認し、必要に応じて該当事業所を訪問し、集中的に点検する。
煙突自動測定機器は、大気汚染物質が年間10トン以上発生する大型事業所▽苦情発生(懸念も含む)事業所▽重点管理事業所――に設置され、汚染物質排出状況を24時間監視する。
事業所はこうした方法以外にも大気汚染粒子・ガス相試料採取機とガス分析器など先端装備を動員して大気汚染物質を集めた後、現場で硫酸化物、窒素酸化物など微細粉塵原因物質に対する排出許容基準を順守したかどうかを確認する。
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