
1年間交際してきた恋人が他の女性と結婚していたことを、彼の母親のカカオトークで知った――。こんなショッキングな投稿が10月15日、韓国の会社員向けコミュニティ「ブラインド」に掲載された。
投稿したのは国内の大手家電メーカーに勤める女性。取引先で出会った男性と1年前から交際し、9月には自分の親に恋人を紹介。結婚を視野に入れ、近く彼の親にもあいさつする予定だった。
しかし最近、彼が母親と電話している最中にふと番号が目に入り、カカオトークのプロフィールを確認。すると母親の写真が、彼の結婚式で撮影していたものになっており、がくぜんとした。彼からは「実は10月11日に結婚式を挙げた。言えなくてごめん」との短い謝罪があっただけだ。
女性は「親にも申し訳なくて眠れない。いったいどういう神経だったのか」と怒り、悲しんでいる。
この投稿を読んだネットユーザーたちは「親にまで紹介していたなら“結婚詐欺”では」「結婚した女性よりはましだと思って前に進め」といった反応を寄せた。
女性は法的手段に訴えることも検討しているが、ある弁護士は「婚約や法的婚姻関係にない限り、民法上の保護対象にはならない」としている。法律の専門家は「精神的苦痛に対する損害賠償訴訟を起こしても結果は限定的だろう。心の整理と新たな人生設計に力を注ぐ方が望ましい」と助言した。
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