韓国では最近、中高年層に人気だったパッケージ旅行に、MZ世代の関心が集まっている。
「パッケージ旅行」と言えば、朝早くから、集団で旗を持つガイドを追いかけながら、あわただしく終日、観光地を回るというイメージだ。
航空券からホテルや食事まですべて、旅行会社が設定し、自由な旅とはほど遠い。それゆえ、若い世代が好むとは思えない。だが最近、旅行会社がパッケージ旅行の趣向を変え、MZ世代が引きつけられている。
◇MZが作ったMZオーダーメード旅行
「キョウォンツアー」は今年5月、MZ世代の特性を反映した「MZ PICK」という企画を始め、注目を集めた。商品開発を担うチームメンバー全員がMZ世代で、6カ月間で40のテーマ旅行商品を開発した。
地元旅行会社のイメージが強い「ハナツアー」は、MZ世代の好みを反映し、会社のロゴを紫色と水色系のカラーを利用した新しいものに変えた。今年6月には「若くて新鮮なブランドイメージ」を意識し、広報モデルに俳優キム・テリをモデルを抜擢した。
「モドゥツアー」は、旅行インフルエンサーと共にする「コンセプトツアー」を発表した。6月に販売したモンゴルツアーは瞬時で完売し、今後もプーケットやモルディブなど様々な地域を対象に、コンセプトツアーを発売する計画だ。
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