
ソウル・乙支路(ウルチロ)で37年間営業してきた平壌冷麺の老舗「乙支(ウルチ)麺屋」が25日、閉店した。
乙支麺屋の場所が再開発地区に指定され、施工業者が立ち退きを裁判所に申請していた。
1審では乙支麺屋の営業が認められたが、2審は一転、乙支麺屋側に建物を引き渡しを命じた。
この判断を受け、乙支麺屋は25日午後3時で営業を終えた。今後、移転先を探すという。
乙支麺屋は1985年以来、この場所で営業を続けてきた。閉店の知らせを聞いた常連たちが「思い出の1杯に」と詰めかけた。
この日は最高31度の暑さ。にもかかわらず、店の周囲には終日、長い行列が続いた。





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