2024 年 5月 20日 (月)
ホーム経済不動産中国人が「爆買い」続ける韓国の住宅…土地所有は米国が過半数

中国人が「爆買い」続ける韓国の住宅…土地所有は米国が過半数

ロッテワールドタワー展望台ソウルスカイから眺めたマンション団地(c)news1

韓国政府が初めて外国人住宅所有統計を出した。昨年末時点で中国人による韓国国内住宅所有が最も多かった。土地は昨年と同様、米国人の投資が半分以上を占めた。

国土交通省はこのほど、2022年末時点で外国人の土地・住宅保有統計を公表した。外国人住宅所有統計は国政課題によって初めて公表する統計だ。

同省によると、外国人8万1626人が所有している住宅は計8万3512戸だった。住宅全体(1895万世帯、価格公示基準)の約0.4%だ。国籍別に見ると、中国人が4万4889戸で、外国人全体の53.8%を占めた。米国(1万9923戸)、カナダ(5810戸)、台湾(3271戸)、オーストラリア(1740戸)などの順だった。

地域別では、京畿道(キョンギド)3万1582戸(37.8%)▽ソウル2万1882戸(26.2%)▽仁川(インチョン)8034戸(9.6%)▽忠清南道(チュンチョンナムド)4518戸(5.4%)だった。

昨年末時点で外国人が保有している韓国の土地面積は2021年末に比べて1.8%(460万平方メートル)増加した2万6401平方メートルで国土面積全体の0.26%だった。外国人保有土地の合計公示地価は32兆8867億ウォンで、1年前より2.6%増加した。

国別では米国が2021年末比2.2%(304万9000平方メートル)増え、外国人全体の保有面積の53.4%(1億4095万3000平方メートル)を占めた。中国が7.9%(2066万3000平方メートル)、欧州が7.2%(1903万平方メートル)、日本が6.3%(1671万5000平方メートル)を保有していることがわかった。

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