2024 年 12月 25日 (水)
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中国テンセント、自社開発“チャットGPT対抗馬”まもなく公開

テンセント社屋(写真=テンセント)(c)KOREA WAVE

中国のネット大手「騰訊控股(テンセント)」が人工知能(AI)大型言語モデルを基盤にしたチャットボットサービスを開発し、内部でテストを進めている。新華社系証券専門紙「中国証券報」によると、同社が今月初めに開くイベントで、自然言語ファンデーションモデル「混元」を発表するという。

テンセントは今年2月初め、「チャットGPT」のような対話型ロボット開発のため、首席科学者の張正友氏が率いる「混元助手(Hunyuan Aide)」プロジェクトチームを立ち上げている。

混元モデルは、すでに会社の内部アプリケーションテスト段階に入っている。テンセントクラウド、テンセント広告、テンセントゲーム、テンセントフィンテック、テンセント会議、テンセント文書など、さまざまな内部事業・商品においてテストを進めており、一部では初期成果も出ているという。

チャットボットだけでなく、コンテンツ製作などに焦点を合わせ、中国政府の審査にも最近、登場している。

国家インターネット情報弁公室が発表した「第2次深層合成サービスアルゴリズム審査情報公示」では110個のアルゴリズムが審査を受けている。その中に混元助手が含まれている。主な目的は「知能型対話を通じ、対話や質疑応答サービスを顧客に提供し、ユーザーが提起した質問に基づいてテキストを生成し、コンテキストと結合する」という説明だ。

注目すべき点は、テンセントの混元モデルが多様な応用分野を備え、チャット、コンテンツ製作支援だけでなく広告、ゲーム、金融などの分野で事業チャンスを広げるという期待感がある点だ。すでに混元モデルを基盤に広告マルチメディア関連AI技術を開発している。

中国企業情報プラットフォーム「天眼査」によると、テンセントは先月、「テンセント混元(Hunyuan)」「混元」「混元ボット」などの単語に対する商標権も申請しているという。

(c)KOREA WAVE

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