中国公安当局に拘禁されていた元サッカー韓国代表のソン・ジュンホ(孫準浩)選手がこのほど釈放され、韓国に戻った。外務省当局者が25日明らかにした。
ソン選手は中国のプロサッカーチーム・山東泰山で活動していた昨年5月、上海の虹橋空港から帰国しようとしたところを連行された。非国家工作人員(非公務員)収賄(八百長)容疑で遼寧省朝陽公安局の捜査を受けた。
これまで中国政府は「捜査中の事案だ」として、ソン選手の状況を韓国政府に知らせてこなかった。
しかし、韓国外務省は中国当局と多様なルートで情報交換し、ソン選手に対する人権侵害の有無や健康状態についてチェックしてきた。韓国にいる家族とも連絡をとり、約20回にわたって領事面談も実施した。
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