
中国は30日から、中国国際航空による北京―平壌路線の運航を再開する。中国政府は、両国の友好交流を促進するための措置だと説明している。
中国外務省の林剣副報道局長は定例記者会見で、「中国と北朝鮮は友好的な隣国であり、旅客航空便の再開は両国国民の交流を促進する積極的な措置だ」と述べた。
中国国際航空は30日から北京―平壌の直行便(CA121)を週1回、毎週月曜日に運航する予定で、すでに公式サイトなどで予約を受け付けている。同社アプリによると、運賃は3320元(約7万2000円)からとなっている。
航空機は毎週月曜日の午前8時5分に北京を出発し、同日午前11時に平壌国際空港に到着する。中国国際航空が同路線の運航を再開するのは、2020年1月以来。これに先立ち、北朝鮮の国営航空会社・高麗航空は2024年5月から平壌―北京路線の運航を再開していた。
今回の航空便再開は、12日に中国と北朝鮮が6年ぶりに国際旅客列車の運行を再開した直後の動きでもある。中国の鉄道当局は、丹東―平壌間を1日1往復、北京―平壌間を週4往復で運行すると発表している。
鉄道と航空の双方が再開されたことで、両国間の人的往来は今後拡大するとみられる。
韓国の外交関係者は「現時点では観光客の入国は認められておらず、当面はビジネスや公務目的の利用が中心になるだろう」と指摘した。その上で「中国人観光客の北朝鮮旅行が再開されるかどうかは、北朝鮮側の判断に委ねられている」との見方を示した。
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