韓国SKネットワークスの情報通信リサイクルブランド「ミンティット(MINTIT)」の無人スマートフォン買取機「ミンティットATM」。韓国の主要なコンビニなどに設置され、中古携帯を簡単に売却できる便利さが受けている。一方で、個人情報が流失してしまうのでは、という懸念が後を絶たない。「ミンティット」はこうした不安を解消するため、キャンペーン映像を公開すると明らかにした。
「ミンティットATM」では、データに対して、乱数化と、オーバーライト(既に記録されているデータの上にデータを重ねて消す記録方式)処理を施し、個人情報を復元できないシステムが構築されている。個人情報の除去後には「削除認証書」を発行している。昨年12月にはドイツ品質認証機関「テュフズード(TUV SUD)」本社から、個人情報・データ削除機能プログラムに対して国際標準ソフトウェア品質認証を受けた。
「ミンティット」は個人情報に関する懸念を払しょくしようと、キャンペーン映像を製作。中古携帯に個人情報が一つも残らないというニュアンスを込めて「中古携帯の洗濯」というコンセプトを表現し、キャンペーンを担う人物として俳優イム・シワンを選んだ。映像はYouTubeなど多様なSNSチャンネルで配信される。
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