世界最強のステルス戦闘機とされる米空軍のF22「ラプター」4機が最近、朝鮮半島に展開したことが確認された。
在韓米第7空軍によると、4機のF22が今月13日、全羅北道群山(チョンラプクト・クンサン)の駐韓米空軍基地に着陸した。
今回、朝鮮半島に展開したF22は、米太平洋空軍のハワイの真珠湾ヒッカム基地に所属だ。
米第7空軍関係者は、F22が「第7空軍戦力との統合訓練のために群山空軍基地に配備された。第7空軍はF22、F35のような第5世代戦闘機だけでなく、他の航空機とも定期的訓練を実施している」と説明した。
同関係者は「域内の連合軍との相互運用性を向上させ、朝鮮半島で『ファイト・トゥナイト』(Fight Tonight、今夜すぐに戦える)準備状態を維持し、韓米同盟に対するいかなる脅威にも備える能力を確保している」と続けた。
また米側は今回のF22の朝鮮半島での展開が「自由で開放されたインド・太平洋地域を保護するという米太平洋空軍の意志」とも述べた。
F22の朝鮮半島展開は、昨年10月の「ソウル国際航空宇宙と防衛産業展」(ソウルADEX)参加目的以来、約7カ月ぶりだ。
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