2024 年 5月 7日 (火)
ホームライフスタイル世界に広がる「K-スクリーンゴルフ場」…ゴルフゾン、実績は“晴れ”

世界に広がる「K-スクリーンゴルフ場」…ゴルフゾン、実績は“晴れ”

ゴルフゾンのスクリーンゴルフゲーム場「ゴルフゾンパーク」の紹介ページキャプチャー(c)news1

韓国のゴルフ総合企業「GOLFZON(ゴルフゾン)」が新型コロナウイルスの流行を契機とする若年層のゴルフ人口流入や好調な海外事業に支えられ、好業績を記録する見通しになった。金融情報会社エフエヌガイドによると、昨年は連結の売上高6355億ウォン(1ウォン=約1円)、営業利益1673億ウォンで、前年比それぞれ44.3%と55.4%増加する見通しだ。

売り上げ割合の高いスクリーンゴルフゲーム場「ゴルフゾンパーク」の加盟店数や利用者ゲームラウンド数の増加が実績をけん引した。

昨年末時点の加盟店数は2133店で、1年間で365店(20.6%)増えた。これに伴い利用者も増加し、年間ゲームラウンド数も8700万ラウンド(予想値)で前年比約16%増加した。

室内ゴルフ練習場である「GDRアカデミー」は直営店の店舗数と会員数は減ったが、会員客単価が前年同期比56.3%増加(55万→88万ウォン)した。

海外事業もグローバルスクリーンゴルフ市場が拡大し、好調をキープしている。

最近3年間の海外事業売り上げ高は▽2020年262億ウォン▽21年519億ウォン▽22年第3四半期累積480億ウォン――で成長傾向にある。

2009年に海外進出を始め、現在は▽日本400店余り▽中国200店余り▽米国100店余り――など計830店余りを運営している。

ゴルフゾンは米国市場に投資を集中し、米国法人ゴルフゾン・アメリカの株式を110億ウォンで買収した。また、米コストコオンラインと手を組んでスクリーンゴルフハードウェアの販売を開始した。

ゴルフゾン関係者は「米国でもMZ世代や女性新規ゴルファー増加傾向が目立つ。米国内ではゴルフシミュレーター市場が一層活気を帯びることが予想される」と話した。

(c)news1

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