韓国与党「共に民主党」は1日、大統領選まで10日を切るなか、選挙の勝負どころとしてソウルを挙げた。イ・ジェミョン(李在明)候補が上昇の気流に乗っただけに、ソウルで優勢を占めるなら、大統領選に勝利できると診断した。
ウ・サンホ(禹相虎)党選挙対策委員会総括本部長は同日午前、ソウル・汝矣島(ヨイド)の党本部で記者懇談会を開き「本日、イ・ジェミョン選対委、イ・ジェミョン候補はソウルで集中遊説を計画している。選挙終盤にソウルが勝負どころとして浮上しているためだ」と明らかにした。
ウ本部長は「現在、ソウルで約4~5%ほど遅れを取っていると評価している。それにもかかわらず全体的な世論調査で薄氷の状況を演じているなら、ソウルで勝てば選挙に勝つことができると判断している」と述べた。
ソウルで最も大きな浮動層を問う質問には「世代で見ると、20代男性、30・40代の専業主婦、女性層が浮動層の70%に達すると思う。回答率が非常に低い。世論調査で決まるものとしては、20代ではユン・ソンヨル(尹錫悦)氏(保守系野党「国民の力」候補)支持の割合が高いようだが、20代全体の男性の選択はまだ決まっていないと考えている」と答えた。
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