韓国統計庁の国家統計ポータル(KOSIS)によると、8月の消費者物価指数のうち野菜の価格は前年比で27.9%上昇した。
野菜の価格は今年2月(以下、前年同月比-8.3%)、3月(-10.4%)、4月(-5.4%)は安定していた。しかし、5月(0.2%)、6月(6.0%)と上昇に転じてから、7月(25.9%)と8月(27.9%)は急騰した。
先月は全国で猛暑が続いたのに続き、首都圏や江原(カンウォン)、忠清(チュンチョン)地域を中心に大雨に見舞われ、農作物の需給に支障をきたした。
品目別に見ると状況はさらに深刻だ。
先月統計庁が調査した26品目のうち、前年同月比で価格が下落したのはサツマイモ(-21.1%)だけだった。
残りの25品目の価格はいずれも上昇した。特にニンニク(8.1%)、ワラビ(8.1%)、キノコ(6.5%)、ブロッコリー(6.1%)、豆もやし(5.0%)の5品目だけが1桁の上昇率だった。
20品目は2桁の上昇率だ。特に、かぼちゃ(83.2%)、白菜(78.0%)、キュウリ(69.2%)、大根(56.3%)、大根の若菜(54.3%)、ネギ(48.9%)など、ほとんどの品目は上昇率が高かった。
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