「韓国のサムスン系列会社」に勤めるという人物が匿名のオンラインコミュニティ「ブラインド」に投稿した文章をめぐり、丁々発止のやり取りが繰り広げられている。通話アプリ「カカオトーク」でのやり取りの際、返事を送らず、共感を示す「ハート」だけをつける行動はいかがなものか――とMZ世代(1980年代~2000年代初旬の生まれ)を批判したためだ。
投稿には次のように記されている。
「職場の“末っ子”(最年少職員)は気が弱い感じ。この末っ子は携帯電話に(社内の)メッセンジャーをダウンロードせず、業務上の話もすべてカカオトークで話す」「先日、末っ子と、カカオトークで対話してみた。通常、最後は『はい、お疲れさまでした』と締めくくるではないか。この子は最後のメッセージに『ハート』(のステッカー)だけをつけた」
この投稿を読んだあるユーザーが「インスタグラムの『いいね』程度のつもりで『確認しました』と意思表示をしたのではないか」と指摘した。すると、投稿者は「業務上の対話がインスタグラムなのか?」と当惑したうえ「基本的なマナーというものは本当に滅びたんだな。(新しい価値観を持った若者である)MZ世代は実在する」と嘆いた。
このやり取りにネットユーザーが反応した。
「この投稿者は“コンデ”(権威的な思考を持つ年配世代)だ。『ハート』を送られて死ぬような病気でもあるのか?」
「返事しないより、ましではないか」
「ハートが悪いのか。大したことではない」
「何でもかんでもケチをつける。“コンデ”の匂いがする」
一方で、“末っ子”側の行動を問題視する人も少なくない。
「会社によって違うだろうが、その子の行動だけが特に目立つのであれば(その子は)間違っている」
「返事はきちんとすべきだ」
「礼儀の問題だ」
「返事もせずにハートだけというのは理解に苦しむ。そう言ってしまえば、私も“コンデ”になるのか」
賛否が交錯している。
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