中国の万里の長城が北朝鮮の首都・平壌(ピョンヤン)にまでつながっているという荒唐無稽な主張が込められた地図が登場した。
万里の長城は1987年にユネスコ世界文化遺産に登録された。秦の始皇帝の時代に北方遊牧民族の侵攻を防ぐために建設されたという。しかし、現在残っているほとんどの城壁は15世紀以降の明代に築かれたものだ。
当初、万里の長城は約6352キロとされていたが、中国は万里の長城の長さを年々延ばしている。2009年には8851.8キロに増やし、2012年には2万1196.8キロ、2020年には北朝鮮の平壌まで積み上げたと主張している。
韓国の民間団体が最近、英文サイトを開設し、万里の長城の元の位置と、万里の長城が意図的に延長された方法やその理由などを解説している。
©MONEY TODAY