ソウルで、一人暮らし世帯の1人当たり水道使用量が、4人世帯の1人当たりの1.8倍に上ることがわかった。世帯の人数が多くなれば、水道使用量全体は増えても共同で使う部分が多く、1人当たりにすれば、相対的に少ないという結果だ。
ソウル水研究院は水道使用量に影響を及ぼす社会経済的要因として「世帯」と「住居」の特性に着目し、それによって変動する水道使用量を分析し、18日、発表した。
研究に使ったのは、ソウル市エコマイレージに加入した会員のうち13万419世帯のビッグデータと、2018年から2021年の上水道事業本部の水道メーターのデータ。
その結果、1人世帯は1日平均276リットル▽2人世帯420リットル▽3人世帯522リットル▽4人世帯610リットル▽5人世帯687リットル▽6人世帯764リットル――など。1人当たりに換算すれば、2人世帯は210リットル、3人174リットル、4人152リットル、5人137リットル、6人127リットルとなり、世帯の人数が多くなるほど少なくなった。
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