ロッテグループの食品事業グループであるロッテ製菓とロッテフードが来月1日の合併を控えて社名変更を検討している。シン・ドンビン(辛東彬、重光昭夫)会長が「創造的挑戦」を注文してから、初めての系列会社合併事例であり、食品事業部門の抜本的な変化が予想される。
社名変更は、両社の合併を通じて総合食品企業に成長するという計画によるもの。これまで「統合ロッテ製菓」を仮称として使用してきた。
ロッテ製菓関係者は「社名変更は検討段階」としたうえ「合併前まで結論が出ない可能性が高い」と話した。
ロッテ製菓は、ロッテグループ創業者の故シン・ギョッコ(辛格浩)=重光武雄=氏が1967年に設立し、グループの母体となった。55年間の歴史があるため、社内には「社名を変更するのが負担だ」という意見もある。
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