韓国で最近、「Y2K(Year to 2000)」トレンドがZ世代を中心に話題になりファッション、インテリアなど多様な分野に広がっている。
KPRデジタルコミュニケーション研究所がビッグデータ分析プログラムのトレンドアップ(Trend Up)V4を活用し、主要メディアやSNS、ウェブ上のビッグデータを分析した。
その結果、レトロファッション関連の急上昇関連語は、1位「カラー感」(2795件)、2位は「Z世代」(1695件)、3位は「ワンマイルウェア」(1260件)、4位「メタバース」(931件)、5位「ビーガン」(913件)の順だった。
研究所は「カラー感とZ世代、メタバースなど、MZ世代に馴染みのあるキーワードが上位を占めたのは、レトロコンセプトが流行していると同時に、トレンドの中心にZ世代が存在するため」とみる。その状況が「Y2Kファッションの特徴である華麗なスタイリングと大胆なカラーが自由と個性を追求するZ世代の価値観とマッチする」という。
研究所がオンライン上の消費者反応を調べた結果、「最近、2000年代のファッションスタイルが再び流行しており、Y2Kを懐かしむ人が多かった。Y2Kの感性は、濃いホットピンクに紫色が目立つカラー感、華麗なスパンコールだ」などの反応があった。Y2K感性とファッションアイテムに対する肯定的な意見が多かった。
KPRデジタルコミュニケーション研究所のキム・ウンヨン所長は「最近、ポケモンパン、焼酎の『Jinro is back』など、飲食市場を中心にレトロとニュートロトレンドが広がり始めた。今年は飲食だけでなくファッション、流通、インテリアなど、さまざまな業界にも波及するだろう」と話している。
©NEWSIS