韓国でマッサージチェアを使用していた女性が、髪の毛が束で引き抜かれ、大けがをする事態が発生した。
9日のJTBCの「事件班長」によると、女性は昨年、息子から誕生日プレゼントとしてマッサージチェアをもらった。先月4日、そこに座ってリラックスしている時、突然激しい痛みを感じた。
叫び声を聞いて駆け付けた息子が急いでマッサージチェアの電源を切った。母親は後頭部の髪が束で引き抜かれ、頭皮に裂傷を負って5針縫う手術を受けた。
息子が公開した映像では、マッサージチェアのヘッドカバー部分が裂けて内部が見え、赤い血痕が至るところに残っている。床の血痕も鮮明に映し出されていた。
連絡を受けたメーカーは払い戻すことを決めた。
息子は「機械の不具合により、ヘッドカバーが先に裂け、そのすき間から髪の毛が巻き込まれたのではないか」と主張。「予兆もなくこのような事故に遭った」と述べ、マッサージチェアの使用に注意を呼びかけている。
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