韓国の大手食品メーカー「農心(ノンシム)」「三養(サミャン)食品」「オットギ」の“ラーメンビッグ3”の今年第2四半期の実績が大きく分かれた。農心は実績悪化がはっきりしたが、オットギと三養食品はむしろ実績が改善した。
当初、業界では国際穀物価格の上昇など原材料や副材料のコスト負担がのしかかり、ラーメン3社の第2四半期の実績が悪化するだろうという見通しが支配的だった。しかし、いざふたを開けてみると農心だけ収益が悪化した。
ラーメン1位の農心の今年第2四半期連結決算での売上高は7562億ウォンで前年比17%成長したが、営業利益は43億ウォンで前年同期より75%減少した。特に、第2四半期の海外法人を除く国内での営業利益は赤字に転じた。
一方、オットギと三養食品は業績改善が著しい。業界2位のオットギは連結決算で第2四半期の売上高が前年同期より18%増加した7893億ウォン、営業利益は32%増えた477億ウォンを達成した。
3位の三養食品は今年第2四半期連結決算では売り上げが前年同期比73%増加した2553億ウォン、営業利益は92%増加した273億ウォンを記録した。
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