2024 年 11月 26日 (火)
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ミネラルウォーター「三多水」→「肥満」製品に意欲

「クアッドメディスン(Quad Medicine)」のホームページより©KOREA WAVE

韓国のクァンドン(広東)製薬が肥満関連医療用製品の開発に投資する。同社は新薬開発に消極的で、ミネラルウォーターなど相対的に安定した売り上げがある流通事業に集中してきた経緯がある。今後、新薬開発投資を拡大するかに関心が集まっている。

業界関係者によると、クァンドン製薬は最近、医療用マイクロニードルプラットフォーム企業「クアッドメディスン(Quad Medicine)」に20億ウォンを投資した。

この投資は肥満治療の「マイクロニードルパッチ」の開発を目的にしているという。マイクロニードルは、髪の毛の3分の1の太さの細かい針がついたパッチを肌に貼り付け、薬物成分を体内に吸収させる次世代の薬物送達技術だ。注射剤より痛みが少なく、経口剤(口から摂取する薬)の代謝経路を省略するため吸収が早いという長所がある。

クァンドン製薬は昨年1兆3381億ウォンの売上を計上した。内訳は、済州三多水(チェジュサムダス)が34.3%▽ビタ500やトウモロコシヒゲ茶などの流通営業が24.4%――とそれぞれ集中している。主要な売り上げに薬剤製造はなく、研究開発もなおざりになっている。こうした経緯があるため、今回の投資に業界内外から強い関心が集まっている。

©MONEYTODAY

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