2025 年 3月 12日 (水)
ホーム社会マンションのエレベーターがドア開いたまま上昇、入居者が挟まれ死亡…韓国・保守管理業者に有罪判決

マンションのエレベーターがドア開いたまま上昇、入居者が挟まれ死亡…韓国・保守管理業者に有罪判決

写真は記事の内容とは関係ありません(c)news1

ソウル市東大門区(トンデムング)のマンションで昨年2月、エレベーターの誤作動による死亡事故が発生した。ソウル北部地裁はこのほど、保守管理業者らに業務上過失致死の罪で執行猶予付きの禁錮刑を言い渡した。

当時、マンションのエレベーターは地上10階の乗降場でドアスイッチの接地線のテープが剥がれていたため、ドアが開いていることを認識できないまま上昇を始めた。

その結果、エレベーターに乗ろうとしていた被害者が、左脚を外壁と、動き出したエレベーターのカゴの間に挟まれ、切断する大けがをし、同5月に肺炎などの合併症で死亡した。

業者らはエレベーターのドアが開いた状態では昇降しないよう管理する義務があったのにそれを怠り、入居者を死亡させる事故を起こしたとして起訴された。業者はこのマンションのエレベーターを月1回点検する業務を担当していた。

地裁は「業務上の注意義務違反によって被害者が死亡するという重大な結果が生じた」と指摘した。

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