中国のリオープニング(景気再開)の期待感に、韓国国内室内マスク着用義務解除の可能性まで重なり、韓国の化粧品株の上昇傾向が最近、目立っている。
今年(2~17日)に入って「ジェイジュンコスメチック」の株価が18.57%上昇した。化粧品銘柄「クリオ」(10.49%)、「アモーレパシフィックグループ」(9.6%)、「イッツ・ハンブル」(7%)、「ヨンウ」(6.3%)なども相次いで堅調な上昇傾向を示した。
韓国政府レベルで今月17日から室内マスク着用義務解除議論が始まり、化粧品銘柄に対する投資心理が改善されるものと見られる。最近、新型コロナウイルスの感染者数が目立って減少し、早ければ旧正月連休(21日~24日)後から室内マスク着用義務が解除されるという期待が出ている。
国内防疫緩和よりさらに目を引くのは中国のリオープニングだ。中国の売り上げ比重が大きいアモーレパシフィックは昨年10月、取引中に8万6800ウォンを記録し、新安値を記録した後、約3カ月足らずで66%以上急騰した。同日、最安値(49万9500ウォン)を記録した化粧品大将株「LG生活健康」も同期間51.55%上昇した。
中国内最大の化粧品ODM(注文者開発生産方式)専門企業コスマックスは、昨年10月13日に撮った最安値(4万2200ウォン)比77.25%も値上がりした。
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