韓国のホテル新羅はこのほど、連結基準で2024年の営業損失が51億8400万ウォンとなり、前年の黒字から赤字に転換したと発表した。
昨年の売上高は3兆9475億ウォンで、前年比10.6%増加したものの、純損失は615億ウォンで赤字転換となった。
特に、2024年10~12月期(第4四半期)の連結基準営業損失は前年同期比53.1%増の279億ウォン。売上高は9478億ウォンで、前年同期比1.1%増加したものの、当期純損失は640億ウォンで赤字幅が前年より64.8%拡大した。
ホテル新羅関係者は「ウォン安や世界的な景気悪化により、免税店事業の回復が遅れている」と説明した。また「免税部門は予測困難な環境にあるが、収益確保を目指し内実を重視した経営に注力する。ホテル部門では商品とサービスの競争力を基に実績改善を続ける」と述べた。
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