2025 年 4月 23日 (水)
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ベトナムでも好調…韓国GS25ハノイの6店舗、1日平均売り上げ500万ウォン突破

ハノイにオープンしたGS25=GSリテール(c)KOREA WAVE

韓国GSリテールが運営するコンビニエンスストア「GS25」は22日、ベトナム・ハノイにオープンしたベトナムGS25店舗の1日平均売り上げが500万ウォン(韓国ウォン基準)を超えたと明らかにした。

ベトナムGS25は先月14日、ハノイで6店舗を同時にオープンした。これらの6店舗では、1日平均500万ウォンの売り上げを記録しており、オープン初期には1日売り上げが1000万ウォンを超えることもあった。韓国のコンビニの平均と比べると、約2.5倍の規模だという。

6店舗には1日あたり平均1000人、累計では30万人に達する顧客が訪れた。売り上げの上位1~3位を占めたのは、GS25のPB(プライベートブランド)商品や韓国ブランドの商品で、とりわけトッポッキやキムパプなどのKフードが高い人気を集めた。

このような成功の背景には、現地化ではなく、より韓国らしいレシピを活用した商品リニューアル戦略が功を奏したという分析がある。ブラインドテストなどを通じて、現地顧客が韓国スタイルをより好むという調査結果を基にリニューアルが進められた。GS25は韓国本社から専門MD(商品企画担当)や食品開発研究員などを現地に派遣し、韓国のレシピをそのまま適用する形でのフードリニューアルを支援した。

また、店舗の規模を拡大し、ユニークな見どころや特化商品などのコンテンツ競争力を強化する出店戦略も、ハノイの現地顧客からの好反応を引き出す成功要因として働いたという。

ベトナムGS25は、6店舗の面積を115㎡(約35坪)から最大540㎡(約164坪)の大型コンビニにし、図書館、ラーメン・酒類特化、鮮度食品強化など、店舗ごとの特化コンセプトを取り入れることで、既存のコンビニブランドとの差別化を図った。

ハノイ地域での出店スピードも加速している。新店舗のオープンが順次進められ、4月末までに7店舗増の計13店舗まで拡大される。ベトナムGS25は、ハノイをはじめとした北部ベトナムを中心に店舗展開を進める計画で、年内にはベトナム国内の店舗数を500店舗まで拡大する。

(c)KOREA WAVE

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