韓国オンライン動画サービス(OTT)のTving(ティービング)が8日、2024~26年の韓国プロ野球リーグ中継権の優先交渉者に選ばれた。ネットフリックス追撃の踏み台にしたい思惑があるとみられる。
中継権の事業者に選定されると、プロ野球試合などをテレビ以外のポータル、通信会社モバイル、OTTなどで中継できる権利と再販事業権を持つことになる。
Tvingは球団別チャンネルの運営と2回のクリックで早く進入できる視聴環境の実現し、マルチビュー分割視聴支援などを提供する。パーティー型観覧機能や逃した場面を見られる機能などを追加し、新たな野球応援文化を先導することを計画している。
オリジナルコンテンツは膨大な製作費がかかるが、スポーツには固定ファン層の存在という長所がある。実際、クーパンプレイがスポーツ中継に力を入れ、利用者を大幅に増やした前例がある。
ただ、中継権に1000億ウォン(約110億円)超を賭けただけに他のプラットフォームに再販売するかどうかについては意見が分かれている。
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