
東南アジアで活動していた「麻薬王」とされるパク・ワンヨル容疑者が韓国へ送還される過程で、機内で手錠に対する不満を口にしていたことが明らかになった。
韓国法務省が3月25日に公開した映像によると、パク・ワンヨル容疑者は24日、フィリピン・クラーク空港で現地警察と韓国の護送チームに囲まれた状態で姿を見せた。黒い帽子に普段着姿で、腕のタトゥーが露出し、やつれた様子だった。
両国当局は引き渡し書類に署名し、フィリピン側関係者は韓国側に対し「両国は兄弟だ」と謝意を示した。
フィリピン側は搭乗直前に手錠を外したが、韓国の護送チームは25日午前1時30分ごろ、韓国籍航空機に搭乗した直後に逮捕状を執行し、再び手錠をかけた。
護送チームは「韓国の航空機に搭乗したため逮捕状を執行する」と説明し、弁護人選任権や黙秘権などの権利も通知した。
その際、パク・ワンヨル容疑者は「移動中はこれを外してもらえないか」と尋ね、不満を示す様子が確認された。機内には一般乗客も同乗しており、護送官2人が両側から密着して監視していたという。
同日午前7時16分ごろ、仁川国際空港に到着したパク・ワンヨル容疑者は終始無言を貫き、フィリピンでの生活や犯罪収益、共犯関係などに関する報道陣の質問には答えなかった。
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