オンラインファッションプラットフォーム業者が自社ブランド(PB)商品の発売に熱を上げている。販売中心のプラットフォーム事業だけでは収益性向上が難しくなったためだ。
最近の景気低迷で投資が冷え込んでいる状況で、ほとんどがスタートアップであるファッションプラットフォームは収益モデルの改編が要求されている。これに対し、自社ブランド商品を導入し、マージン率を高める計画だ。
ムシンサが展開するモダンベーシックカジュアルウェア「ムシンサスタンダード」は、2020年の売上高が前年比76%増加した1100億ウォンを記録した。昨年からムシンサスタンダードの年間売り上げを別途発表していないが、今年は2000億ウォンを見込んでいる。
ジグザグはショッピングモールとともに共同企画ブランド「Zセレクテッド」を立ち上げた。自主製作商品の発売経験を保有するSOHOショッピングモールの商品製作ノウハウにジグザグの顧客データとプラットフォーム力を加え、合理的な価格で衣類を提供している。
WコンセプトもPB「フロントロー」を販売している。零細デザイナーブランドとのコラボレーションを通じてデザイン開発・研究などを経て正規コレクションを発売している。Wコンセプトはフロントローの成果に支えられ、男性服バージョン「フロントローマン」とヴィーガンビューティーコンセプトの化粧品「ハーステラー」を出したりもした。
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