韓国ビューティー業界が今年第4四半期「プレミアム」製品群を強化し、収益性を確保するという戦略だ。
アモーレパシフィックグループ、LG生活健康、愛敬産業などビューティー企業は、新型コロナウイルス感染による中国の封鎖政策、ウクライナ-ロシア戦争による原材料価格の上昇などで、今年第3四半期の期待に及ばなかった。
電子公示システムによると、アモーレパシフィックグループは今年第3四半期に1兆218億ウォンの売り上げと330億ウォンの営業利益を記録した。売り上げと営業利益は前年同期比それぞれ15.9%、36.2%減少した。
LG生活健康の第3四半期の売り上げは同期間に比べて7.0%減少した1兆8703億ウォン、営業利益は44.5%減少した1901億ウォンに止まった。
愛敬産業の売上高は11.0%増加した1616億5100万ウォン、営業利益は前年同期比146.2%増加した152億ウォンと集計された。愛敬産業は第3四半期化粧品事業と生活用品事業ともに売上高と営業利益が増加したが、新型コロナウイルス感染勃発以前の2019年に比べれば化粧品事業実績が多少不振な状況だ。
愛敬産業化粧品事業の第3四半期の売上高は前年同期比9.4%増の551億ウォン、営業利益は62%増の87億ウォンを達成した。生活用品の売上高は1065億ウォンで前年同期比11.8%増加し、営業利益は65億ウォンで715.3%増えた。
愛敬産業関係者は「2019年、創業以来最も良い実績を記録したが、当時の生活用品と化粧品の売り上げの割合が5対5だった。新型コロナ以後、化粧品部門が困難を経験し、現在6対4に落ちた」と説明した。
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