
韓国のビュッフェレストランで子どもの面倒を店員に押しつけた夫婦に、ネット上で「保育園と勘違いしているのか」「食事に来たのか、無料保育を受けに来たのか分からない」といった批判の声が上がっている。
騒動の発端は、スタッフによるオンラインコミュニティへの投稿だった。それによると、その店では3歳以下の子どもは無料で入店できる。しかしある日やってきた家族連れの娘は体格も言葉遣いも明らかに4歳以上だった。マネジャーが年齢証明を求めると「うちの子は成長が早い。そんなの必要ないから入れてくれ」と主張して押し切った。
さらに母親は「料理を取りに行く間、娘を見ていてほしい」と店員に頼み、断られると「そんなこともしてくれないの?」と声を荒げた。マネジャーが駆けつけて「少しの間だけ見ていて」と指示。父親が戻ってきたので店員が席を離れると、母親が追いかけてきて「私が頼んだんだから、私が戻るまで見てるべきでしょ!最低!」と罵声を浴びせた。
その後も母親は料理を取りに行くたび、店員に子どもを見てほしいと頼み、断られると大声を出して騒いだ。父親や祖父母も「こんなこともできないの?」と怒声を上げ、ちょっとした騒ぎになった。
投稿したスタッフは「目的は食事ではなく無料保育だったのか。私たちスタッフは料理・環境・衛生・接客を担当するのであって保育士ではない。常識のない人々を見ると言葉を失う」と心境を明かした。
ネットユーザーらは「こんな客に妥協したマネジャーが悪い。突っぱねるべきだった」「証明書がないのに無料を認めるのもおかしい」「非常識な客はどこにでもいる。対応を誤ると付け込まれる」などのコメントを寄せた。
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