韓国で、80代の男性客がネイルサロンの女性店長にセクハラとも受け取れる内容のメッセージを送信し、物議を醸している。1月28日放送のSBSプラス「社長は誰でもなれる」で、その店長の体験が紹介された。
店長は問題の男性客を「チェリーおじいさん」と呼んでいる。最初に訪れたのは閉店後の午後9時過ぎで、ドアを何度も揺すって強引に開けさせたという。
その時は「営業時間が終わっている」と説明して引き取ってもらった。後日、来店した時に、つめ水虫のケアを施すと、男性は大変ありがたがり、店長に「食べたいものはあるか」「欲しいものはないか」と尋ね、後日チェリーを持ってきた。
最初は周囲も「紳士的な方ね」などと言っていたが、問題はそれからだった。
店の携帯電話に男性から「会いたいです。抱きしめたいです」などというメッセージが届くようになった。さらに店長個人の番号を教えるよう執ように要求し、返信がないと「届きましたか?一言だけでも返信してください」と確認のメッセージまで来た。
出演していたイ・ギョンミン弁護士は「『抱きしめたい』という表現があることから、被害者が十分に性的羞恥心を感じたと判断できる。通信媒体を利用したわいせつ行為として処罰の対象となる可能性がある」と説明した。
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