韓国ネット大手ネイバーがCJ大韓通運など物流企業とコラボして、「ネイバー到着保証」サービスを12月14日に開始する。
ネイバーとしては、韓国最大のオンライン小売業者クーパンと比べて、これまで弱点に挙げられてきた配送競争力を大きく補完できるようになった。膨大なショッピングデータベース(DB)と最低価格検索など既存ネイバーショッピングの強みと結合する場合、強大な相乗効果が予想される。
「ロケット配送」サービス開始後、8年ぶりに初四半期黒字を記録したクーパンとの全面戦が避けられない見通しだ。
ネイバー到着保証はネイバーの技術を通じて注文データ、物流会社在庫、宅配会社配送など多様なデータを分析し、ユーザーに高い精度の到着日を保証するD2C(顧客直接販売)ソリューションだ。このソリューションを利用するブランド会社やスマートストアの販売者は、顧客に製品の到着日を知らせると同時に、約束した到着日内に商品を配送できるようになる。予定日より配送が遅れる場合、ネイバーがこれを補償する。
クーパンのように独自のインフラとシステムを備えていないネイバーが早い配送を実現させることができた秘訣は「物流連合」がある。ネイバーは2年前からCJ大韓通運と協力を始め、多様な物流スタートアップとNFA(NAVER Fulfillment Alliance)を立ち上げた。
ネイバー式物流モデルは物流会社とコマースプラットフォームが技術基盤で連合するモデルだ。ネイバーと物流会社、販売者のデータを連動させ、物流を把握し、購入者の住所地を基盤に正確・迅速な配送情報も提供する。
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