韓国のネイバークラウドはこのほど、IoT(Internet of Things=モノのインターネット)機能を備えたスマートデバイス開発から、ネイバーの人工知能(AI)技術「クローバ(CLOVA)」の接続まで、ワンストップサービスで提供する「IoTデバイスハブ」を発表した。
IoTデバイスハブは、小型デバイスにクローバ基盤の音声制御やIoT接続性を提供する統合クラウドサービス。ネイバーのクローバスマートホームに集約された技術をメーカーが速くて簡単に活用できるよう、ネイバークラウドSaaSの形で新しく公開した。
メーカーはネイバーの系列会社であるマクティ(MARKT)で開発したSoM(System-on-Module)チップで、AI音声支援技術、通信モジュールのような構成要素を直接開発しなくてもIoT機能を実践できる。
SoMチップは、クローバスピーカーやランプのようなスマート機器に搭載された物理的チップで、内部にはクローバソフトウェア開発キット(SDK)が搭載され、音声やモバイルアプリの制御機能から、WiFi、Bluetoothなどの通信やクラウドの連結まで、一度に構成することができる。
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